自閉症の少年
これは昔テレビでやっていた
バスケットボールにまつわる
感動のストーリー
アメリカのとある高校バスケの話
主役の名は通称マック（本名は長い）
マックは先天的に自閉症
そのため、人とのコミュニケーションが、うまくできず
孤独な少年時代を過ごす。
そんな孤独の少年に
ある日一筋のまばゆい光が差し込むことになる。
それはＮＢＡで活躍するコービーブライアントの姿
圧倒的なそのプレーが目に焼きついてはなれないマック
すぐにバスケットボールの虜になる。
高校に進学し
バスケ部に入部するが、
自閉症からのコミュニケーションの難しさ
身長も高くないため、
プレーヤーとしてではなく
マネージャーとしての入部だった
だが、マックは
まったく腐ることはなかった
大好きなバスケットボールに関われるだけでも
彼は幸せだったのだ
掃除
ボール磨き
試合の水汲み
タオル渡し
そんなプレーヤーではない、
マネージャーとしての仕事を
マックは一生懸命に真摯に取り組む
そして練習が終わり
マネージャーとしての仕事が終わった後に
彼はバスケの練習をするのだ
部員達は帰り
誰もいない体育館で
ひたすらにシュート練習をするマック
マネージャー要員
にも関わらずだ
試合に出ることなどないのにだ
ただそれは彼がバスケットボールを愛していたから
そんなマックも３年生になる。
最後の試合が訪れる
最後の試合
監督は悩んでいた
「マックを出場させてやりたい」
そして部員達に監督は
おそるおそる提案する
「最後の試合、マックをベンチに入れようと思うのだが」
部員達はどう答えるか
「ええ、監督。実は俺たちもそう思っていたんです。」
部員達もまた、
彼がマネージャーを一生懸命にやり、
そして自分たちの練習が終わった後で
彼が一生懸命に練習をしているのを知っていたのだ
そしてその日は訪れる
最後の試合の日
マックはベンチにいた
初めて着るユニフォームは
少し大きく見える
マックを試合に出したい
部員達の思いは強かった
その思いからか
試合はダブルスコアにまで有利な展開になる。
そしてついにマックの出番…
マックはついに試合に出ることになった
このことを知った関係者は大挙して会場につめかけてきている
マックの最初のシュート！
しかし最初のシュートは外れてしまう
２回目のシュートも
だが、３回目についにその瞬間は訪れる
マックの３Ｐがきれいにネットに吸い込まれたのだ
ベンチ、観客、チアリーダーは総立ちで大喜びする
だが、本当の奇跡はここからだった
なんとマックはその後５本の３Ｐシュートを決め
この試合の得点王になったのだ
会場は狂喜乱舞
終了のブザーが鳴ると
部員、観客、チアリーダ全てが入り乱れてマックを胴上げする
マックが掴んだ栄光の瞬間だった
サプライズはさらに続く
この動画がアップされ
全米が感動したのだ
そして、マックは憧れのマジックジョンソンと会うまでになる
さらに話は続く
なんと当時のアメリカ大統領であるブッシュ大統領が
専用機でマックに会いに来たのだ
大統領も同じようにこの話に感動した一人だったのだ
マックは大統領の横で笑顔
３年間
一生懸命やったこと
これがここまでの実を結んだのだ
文字に起こしましたが、
実際に動画を探してみてください。
「小さなバスケットヒーロー」で出てくるはずです。
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