しょせん全ては小さなこと
仕事をリストラされ
半年間ほどは再就職を頑張っていました。
それこそ朝から夜は10時、11時くらいまで必死になって
就職活動やら個人で食いつなぐための仕事をやっていました。
しかしながら半年過ぎたこと
ある日突然に張りつめていたものが切れてしまいました。
本当にあっという間に生活が崩れてしまいました。
お酒なしでは生きていけない生活がはじまったのです。
心では
お酒に呑まれてしまってはいけない
そう思いながら
しかしながら
どうしても
お酒に呑まれてしまうのです。
この時は本当につらかったです。
アルコール中毒気味でした。
なにぶんアルコールを入れないと
まったく落ち込んで何もすることができないのです。
そのような状況の中
実家に逃げるように帰ってきました。
実家は雄大な山に囲まれた盆地です。
雄大な山を目の前にしたとき
はたと気づきました。
「俺の悩みはなんて小さいんだ。そして俺自身なんて小さいんだ。」
そう感じたのです。
しょせん
全ての人間は小さいのです。
全ての人間は小さく
そしてその悩みなど
もっと小さい。
僕はそう思うようになりました。