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坂本博之選手(ボクシング)@

坂本博之さん

 

ボクシングの選手です。

 

30代から40代の人であれば、
よく知っている選手でしょう。

 

 

坂本選手は
不遇の少年時代を過ごします。

 

親が離婚し、
親戚の家に預けられた坂本選手は
そこで虐待を受けることになります。

 

ご飯が出されず
給食だけで飢えをなんとかしのぐのです。

 

学校がない日は
近所でザリガニをとって、それを食べて飢えをしのぐ日々

 

そしてなんとか
児童養護施設に預けられ
命拾いをする坂本選手

 

そこで、ようやく3度のご飯にありつけることができるようになるのです。

 

 

そしてまたもう一つの出会いが坂本選手の人生を変えます。

 

 

ボクシングと出会うことになるのです。

 

 

坂本選手はボクシングを始めると
めきめきと上達し
その才能の片鱗を見せつけることになります。

 

 

生粋のインファイトハードパンチャーとなるのです。

 

 

そして世界戦を迎えます。

 

 

しかしながら、世界戦、善戦する坂本選手ですが、
判定で負けてしまうことになります。

 

 

しかしながらその試合以降
坂本選手は全国の養護施設の子供たちの憧れの星になるのです。

 

 

実は坂本選手は日本チャンピオンになった時から
児童養護施設に出向き
段ボールいっぱいのお菓子をプレゼントしていたのです。

 

 

そして坂本選手は再び世界戦を迎えます。

 

 

今度の相手は1ラウンドから攻め立て
得意のインファイトスタイルで、ダウンを2度奪います。

 

しかしながら、ここでも不運が坂本選手をおそいます。

 

坂本選手のファイトスタイルは
そのハードなパンチを活かした
インファイトスタイル。

 

相手を圧倒できますが、同時にリスクも高いスタイルです。

 

1ラウンドを圧倒した坂本選手ですが、
そのインファイトの過程で目を切ってしまいます。

 

会場は坂本選手の勝利を誰もが信じていました。

 

しかし2ラウンド以降
チャンピオンが的確に坂本選手の目を狙い始めます。

 

そしてついに、ドクターストップがかかってしまうのです。

 

 

勝ちをこれだけ引きつけておきながら、またも逃してしまった坂本選手

 

 

児童養護施設に行くと
子供たちが手作りでチャンピオンベルトがありました。

 

それをもらった坂本選手は
また世界チャンピオンを目指すことを固く決意するのです。