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雇用の今後
生きて行くのがそう簡単ではなくなった時代に入ったのではないか
近年は本当にそう思うようになりました。
僕は前に会計系のコンサルティングファームにいたことがあったが、
60まで残れる人は同期が30人いても一人いるかいないかだと思う。
通常の日本企業に比べると少し厳しいのかもしれない。
今、大企業にいる人も、多くの人がそれを感じているのではないだろうか?
というのは、ソニー、シャープ、パナソニック
どこも苦しんでいるし、リストラも容赦なく実行されているようだ。
これらは目立つし、よくニュースでも取り上げられているからであるが
それ以外にも多くの企業が不振に悩んでいる。
今後は40代以降のリストラがより増えるだろうと考えている。
結婚したくてもできない若者が増えているというニュースもある。
だからこそ婚活ビジネスが活況なのだ。
僕たちは今一度考える必要に立たされているのではないだろうか?
今までの価値観にひっぱられているのではないだろうか?
昔は30年と言われていた企業の寿命は、どんどん短くなってきている。
そう簡単に就職なんてできないし、ましては40代以降にリストラなんかされたら目も当てられない。
また、ネット企業の躍進もひとつ雇用には大きな影響を与えているのではないだろうか?
僕自身は昔、本屋でよく本を買っていた。大きな書店に行っては一日かけて、本を買ったりしたものだ。
だが、最近では最後に本屋に行ったのはいつだろうか と思ってしまう。
もうずいぶん行っていない。理由はアマゾンだ。
家で便利に安い中古の本までも手に入れることができる。
本屋にわざわざ行く理由もないだろう。
たしかに本との新しい出会いという意味での本屋の意義はある。
だが、それも限定的である。
ネットが生活のかなり多くの部分を変えようとしている。
では、仮にアマゾンが隆盛し、本屋がなくなったとしたら?
アマゾンは雇用を生み出さない。
ネットと仕分けスタッフ
多くのものがシステム化されており、
100の本屋をアマゾンがつぶしたとしても、新しくアマゾンが生み出す雇用は5くらいしかないのではないか?
アマゾンを別に批判するということではなく、ネットを中心としたコンピューター社会は
どんどん人の手を排除する方向に動いていることは間違いがないのではないだろうか?
会計の領域に生きてきたが、
会計ソフト、税務申告ソフトのおかげで、ある程度考えなくても作業ができるようになった。
効率的になったのだ。
ただ、同時に言えるのは、効率的になった分、その分の雇用はなくなる。そこに労働はいらなくなる。
少子化とか日本経済とか
そうしたことだけではなく、単純に世界は人というものの手をどんどん軽くしていってくれる。
それはすばらしいことである。
しかしながら、それが、同時に雇用というものを奪っていないだろうか?
では今後食べて行くためにはどうすればよいだろうか?