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ケンタッキーフライドチキン
ケンタッキーフライドチキンというと
みなさんは何を思い描くでしょうか?
おいしいチキンを思い描くと思います。
クリスマスには欠かせないものになっていますね。
もう一つ思い描きませんか?
そうカーネルサンダースです。
あの、白人のおじいちゃんの等身大?の人形です。
ケンタッキーフライドチキンの創業者としての存在
それがカーネルサンダースです。
人形を見ると
気のいいおじいちゃんに見えますね。
そしてそのおじいちゃんは、にこやかな笑顔です。
そこだけ見ると順風満帆なケンタッキーフライドチキン人生だったと思うかもしれません。
しかしながら、彼がケンタッキーフライドチキンをやろうと思ったのは
60歳を超えた、65歳の時です。
それまで、彼はレストランを経営していました。
彼のレストランの味の評判はよかったのです。
しかしながら、その店の上にハイウェイの建設がされることになりました。
そうなるといくら味に自信があっても
そもそもお客さんが物理的に彼の店に来ることが難しくなります。
店の上のハイウェイを車が通りすぎてしまうからです。
そんな彼に残された手段は、レストランを売却することでした。
このレストランを売却した金額は、借金返済のために消え、
残った金額はわずかであったとのことです。
彼の人生は確かにピンチでした。
60歳を超えた半ばで、それまで経営していたレストランを手放し、手元の流動資金も多くはなかったのですから。
しかし、彼はそこからくじけることなく、一つの目標に向かうことになります。
それは店で評判だった、フライドチキンのレシピを売ることです。
そのために、彼は全米中をめぐって売り込みをはじめます。
断わられ、断わられ、断られます。
全米中を車で移動しながら、
時には社内で夜を過ごすこともあったそうです。
また、売り込み先で、奥さんがウェイトレスをしたりすることもあったそうです。
彼の売り込みの旅は相当に厳しいものでした。
しかしながら、1000件目についに目標が達成されることになります。
その後は皆さんもご存じの通り、世界中でチェーン展開されることになるのです。
繰り返しますが、
彼がその苦しい逆境の中で旅を始めたのは、
65歳という年齢だったのです。
夢を追うこと、
目標を持ち、それに向かうこと
それに年齢は、この例を見ると関係ないと言わざるを得ません。